国内ではこちらの豊岡工場で。インドネシアの工場でも生産されています。
きな特長は、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤の3段に分かれていること。また、設定によって、いろいろな音やリズムを出すこともできます。「時代の流れや演奏者のニーズによって進化しています」とは開発にかかわっているエレクトーンモデルプロデューサーの鳥村浩之さん。
国内ではこちらの豊岡工場で。インドネシアの工場でも生産されています。
エレクトーンが生産されているのは、静岡県磐田市のヤマハ豊岡工場。広大な敷地では、「管楽器も製造されています」とは、工程責任者の岡田孝さん。工場内には、エレクトーンの組み立て専用スペースがあり、音を出すための基板からスピーカー、支える台といったすべてのパーツが集められています。それらを手作業で組み立てていきますが「鍵盤やペダルといったパーツは、原料となるプラスチックの粉末から、この工場内の別の場所で成型されています」と、岡田さん。1つひとつ丁寧に、工程にあわせてパーツが組み立てられたら、最後は入念に検査を行って完成。あとは出荷を待つのみの状態になります。各パーツがなんだか魔法のようにエレクトーンに変身していくのでした。