稚園で習った歌を突然、家のピアノで弾き始めたのがきっかけで幼児科へ。「最初は習い事の1つという感じで。ただアンサンブルをしたことはよく覚えています」。
とはいえ、その後は中学から音大付属の学校へ。大学卒業後はピアニストや編曲家として活躍する傍ら、数年前、ストリートピアノで演奏する姿をYouTubeにアップしたところそれが大ヒット。「僕の動画は見て楽しんでもらいたいんです。それには自分が楽しむことが一番。ヤマハのレッスンで育まれた、音楽を楽しむことも含めての柔軟な考えが、今の活動につながっています」。
ピアニスト、キーボーディスト、作曲家、編曲家のほかYouTuberとしても活躍中。
り紙のピアノで遊んでいるのを見たお母様が「だったら習ってみたら?」と幼児科からスタート。そして30代の今までずっとヤマハでレッスンを続けています。
小学校の教諭をしており、「仕事でも楽器を弾くことが必要ですし、音楽の先生ではないですが、歌う楽しさを伝えられていると思います」とのこと。
今は、同僚とセッションをしたり、コンクールに出場したりと自由に音楽とつき合っているそうで、「いろいろと楽しめているのは、細く長く音楽を続けてきたから。これからも続けていこうと思っています」。
公立の小学校教諭。今は5年生のクラスを担任中。
学校5年生のときに、近代五種の強化選手に選ばれ、そちらに専念するまではヤマハにも通っていました。「本当は続けたかったんですが、5種類のスポーツの練習をするには時間が必要で……」。
その後も毎日自宅で楽器に向かうほど音楽が好きだったそう。「気持ちの切り替えにもなるし、リラックスできる時間でした」。
また、特にヤマハで培った力として集中力とリズム感をあげてくれました。
「特にリズム感は、水泳や射撃など、一定のテンポが必要な競技ではとても重要なんです」。今、またレッスンに通おうかと考え中だそう。
ロンドンオリンピックで近代五種に出場。今は後輩の育成に関わっている。
にかくやんちゃで、レッスンのときもオルガンの上を走り回って怒られた記憶しかない」とのことですが、それでも年子の弟と一緒に小学校低学年までヤマハに通っていました。
現在、短大で造形教育を教えており、「五感教育の大切さを感じている」とも。「音楽でも彫刻でも、柔らかい音、硬い音という表現をしますが、小さい時に柔らかいもの、硬いものをさわっていないと、そういった表現はできません。そういう意味では、音楽を習ったことが、自分の彫刻家としての活動にも深いところで影響を与えているのかなと思います」。
彫刻家・大学講師。石を素材としたダイナミックな彫刻を専門としている。